三文の川

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肉を喰らい夢を語る貴方の目的って、本当は自分だけしあわってことが大切なんじゃない?
正直になれば?
誰かの為に流した涙さえ、自分の為だろう?

豊かな人生は笑顔が涙によってハッキリ見える自覚だ。
そんな事実が気に入らない愚か者は、誰かを自分の身代りにしてさげすんで肉と同様に自分の満足の餌にしているのだろう。

そんな醜い自分って自覚できないだろう?
夢みたいな戯言だけで明日を迎えたいのだろう。貴方は

誰かが死んだらしい。
大体は良い奴が早死する。だって、本当の自分を見たら絶望するさ。
つまらない正義を振りかざしている貴方は、上手くいかない事を神様のせいにして安らかに眠って明日を迎えるのだろうが、神様にしてみりゃ十戒さえいい加減なのに言いがかりつけるなっていいたいはずさ。

貴方は、安らかな夢と未来の中で眠りたいだろうが、そうは問屋が下ろさない。
罪も分からないのに、大手をふった明日なんてありゃしない。
そうさ、本当にいい人を見送った事で、幾分苦悩の屁理屈の酒に麻痺して、そんな幻覚の幸福に酔いつぶれるだけだ。
それだって、マシな方だけど。

やっと自覚したその時は、三途の川で、三文だけで通してもうってことが事実になった時。
どんな虚勢や正義も通じない。三文の価値に見あうかだけで、船頭が天国か地獄かに連れて行くか判断するだけだ。

おいおい、君は間違ってるよ、三文の判断を攻略するだって?
自分の価値が三文も無いって自覚してるらしいね。だって自信がないから攻略がいるってことだろう。
そんな貴方に船頭は言うだろう「渡せないな。もう一度一から人生をやり直してこい。次の惑星の住民になれないよ」って。

えっ? 俺の戯言だって?コウフクナアナタニトドカナイダロウサ。
やっぱりそうか、多分、三途の川の船頭にもあってもらえないと断言しよう。
罪の精算をする勇気がないのだから。

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