天国と地獄 もう一度信じてみませんか?
現代は、宇宙の始まりを解き明かし、遺伝子を組み替えるほどの科学を手にいれている。
科学が発達すればするほど、我々の周りの成り立ちが証明されていく。
そして、昔信じていた「天国と地獄」を信じなくなっている。

確かに、そんなものは無いと言い切って生きる事は当然といえる状況が世界にはある。
しかし、それで何かを失っている事も事実である。

何を失ったのか?大きなものを失った。
それは、人としての正しさや罪の意識である。

天国や地獄を信じていた時代は、今より人に見られていなくても悪いことをしないように生きていたはずだ。
しかし、現代は、合理性ばかりが優先されていないだろうか?
合理性のみを判断基準にした場合、その場しのぎの合意みたいなもので物事が前に進んで行く。
しかし、天国を信じていれば合理的でない良心による判断基準のウェートが増すはずだ。

だから、信じてはどうかと思うのである。
天国と地獄を信じれば、非道な事には手を染めないだろうし、自分勝手なご都合にも歯止めが効く。
そして、世界の人々が信じれば、幾分か世界は正しい方向(良心の方向)に向かうはずだ。
論理的な合理性を多少犠牲にしても、そちらの方がよりよい世界が広がると思う。

豊かだが(文明的だが)ヒステリックな現代とは異なり、天国を信じていた昔の人々の方が大らかだった気がするのは、たったそれくらいの理由なのかもしれない。

そして、本当に天国と地獄がある事が重要ではなく、そのことを信じる謙虚さを人々が持つということが大切で、そのことが、屁理屈ばかりの社会を正しき方へ導いて、現在の現実主義に多少余裕を与えてくれる。
また、個人においても、漠然とした天国という正しさに照らして自分自身の在り様と罪の自覚を促すことになり、結果として本人に恩恵をもたらすのである。

一昔前、丹波哲郎さんが大霊界を語っておられたのも、そんな目線からだったのかもしれない。

sorry

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