【詩17】soreはため息



光は言った。俺を信じれば、どこにも闇はないと

闇は言った。光があるから俺がいるのだと

光も闇も同じならば、人はどちらかだと言うだろう

どっちも闇で光だ

光はいう 正しいと
闇はいう 正しいは勝手だと

ならば、どっちもそれにしてしまえばいい
ただ、光でも闇でもなく'sore'と

お前は光か?それとも闇か?
どっちもお前だろう?

光はうそつきだ、闇なんてないという
闇はうそつきだ、光を信じているくせに

で、お前はどっちでもないのさ、どっちかを気取ってるだけなんだよ

で、俺は何か?
教えてやろう、皆好きなだけだよ。。。

俺は、光でも闇でもない

ただ、お前たちが好きだ

抱きしめて発射したいほど・・・

そして、悲しみも屈辱も栄光も喜びも苦悩も怒りも幸福も勝利も

すべて、愛すべきだと

すべては、ドラマにしたいだけなんだと

闇も光も生きただけで、本当は同じなんだと


2010.9.9 sorry