【詩14】半径5mの男



俺は半径5mの男、それしか信じない男

俺がラストエンペラーだったら、宦官の見せる情報しか知らなかったはず
俺に出来ることは、どの宦官を信じるかだけだったはず
ラストエンペラーよ、恥じる事はない、あなたの国が求めたことだから。

俺がYesだったら、最後の晩餐に誰を信じるかなんて愚問
近くに悪魔に魂を売った者がいてもどうでもいいのだ
Yesはただ受け入れて自分の運命に従えたのだから神なのだ。

俺が俺のままを信じるならば、誰の言葉にも左右されないだろう
TVも本も空想の延長線だ 目の前のあなたの存在で感じ、考える
誰かの言葉を信じる事の危うさを分かっているから。


俺は半径5mの男、それしか信じない男
自分の目で見ていない事を、
誰かにささやかれても
誰かが訴えても
その瞬間を目にしていなければ本物の自分の回答は無い。

だから、
自分の足で旅をしなければならない
自分の目で見なければならない
それが、真実そのものだから
それが、分かるということだから

2010.7.19 sorry