【政治1】オバマ氏この勝利について語らなくてはならない



オバマ氏の勝利は世界に残る歴史的出来事であることに誰も反論の余地はないでしょう。

歴史が人を作るとよく言われますが、まさにメディアを通して目の当たりにした思いです。
私としては、この歴史的瞬間をテレビニュースを通してリアルタイムに立ち会えたことは興奮を感じました。そして、アメリカのダイナミックなパワーに関心しました。

勝因は、ブッショに対する嫌悪感=共和党への失望と感じます。そのエネルギーが黒人の血を持つリーダーを選だと考えます。まさに歴史のなせる技です。

では、その前に接戦でしたが民主党の候補者選びで、なぜクリントン女史を破ったのか?
簡単ですがもう過去の繰り返しはいらない(夫クリントン氏が元大統領という既成のイメージであった事)という事なのだと思います。本当にアメリカをchangeしたいという国民の声が勝った結果と見えます。クリントン女史を見た時に私は、多少ブッシュ氏とダブりました。ブッシュ氏も父親が大統領だったということから。

オバマ氏が今後どのような戦略を展開するかテレビでいろいろ憶測が報道されていますが、民主主義の英雄がポピュリズムといかに渡り合うか楽しみで、その経緯を観察できることは大変勉強になると思います。オバマ氏が真の英雄になるのか、単なるムーブメントで終わるのか世界の今後に大きく影響を与えるでしょう。

経済的状況や環境問題、そして紛争。アメリカは大人なるのか大いに興味を持ちます。

2008.11.05 sorry (2012.2.7 改訂)