【幸福論4】人を許す僕なりの方法
お前と俺。
それぞれの足元に線を引いたら、相撲が始まる。
どちらかが土をつけるまで土俵からは降りられない。
相撲に引き分けは無い。
なら、線を消そう。お前も俺も同じという風に。
世界から国境を無くそうなんて、子供じみた夢のことを言っているのではない。
そんなことに期待するには時間が無さ過ぎる。
だから、お前、俺と気持ちで分けないでいようと思う。そしたら、少し楽になる。
お前から蹴られたら腹が立つが、自分でぶつけたなら諦めもつく。
だから、足元に線を引かないように心がけたい。
そんなことを泣いてくれる友人に教えられた。
そして許すことと本当に幸せになる方法を教えられた。
2007.2.13 sorry